書評 賞 関連イベント メディア出演 学会での関連企画 書評 『青春と読書』(2025年3月号)高井ゆと里さん「松浦 優『アセクシュアル アロマンティック入門 性的惹かれや恋愛感情を持たない人たち』(集英社新書)を高井ゆと里さんが読む」 『週刊文春』(20…
私の研究に関する入門講義動画が、渡部宏樹さんのYouTubeチャンネルに公開されました。 二次元の創作物をめぐるセクシュアリティについて、メディア論とクィアスタディーズの観点から解説しています。 内容としては、「そもそも二次元とは何か」からスタート…
先日の夏コミで販売した『Fictosexual Perspective 2025』、2025年9月7日のコミティア153でも委託販売いたします。 夏コミではわりと早くに売り切れたようですので、買い逃した方、ご関心のある方、この機会にぜひお越しください。 委託先のブース等について…
私が企画・編集をした同人誌『Fictosexual Perspective 2025』を、夏コミと文フリ東京で頒布します。 寄稿者の皆様には、原稿募集の時点で「掲載された文章は、不特定多数の人に読まれたり、将来的に研究やメディア等で引用されたりする可能性があります」と…
研究ノート「『萌え絵問題』から『対人性愛問題』へ:二次元性愛の抹消とトランスジェンダー差別の結びつきを踏まえて」が、国際基督教大学ジェンダー研究センターの査読誌『ジェンダー&セクシュアリティ』20号に掲載されました。全文ウェブ公開されています…
2025年2月17日に集英社新書から『アセクシュアル アロマンティック入門:性的惹かれや恋愛感情を持たない人たち』が刊行されます(※「アセクシュアル」と「アロマンティック」の間に半角スペースが入っています)。書店での予約も受付中です。 日本語の本と…
フェミニズム科学論やニューマテリアリズム(新しい物質主義)の最重要著作として知られる、カレン・バラッドの『宇宙の途上で出会う:量子物理学からみる物質と意味のもつれ』。フーコーやバトラーの理論を、ニールス・ボーアの量子物理学を通して精緻化し…
フィクトセクシュアル関連啓発団体 Fictosexual Perspective を今年(2024年2月に)立ち上げました。「啓発団体」と銘打っていますが、平たく言えば私の個人サークルです。 Twitter(X): https://x.com/FictPerspective ブログ:https://fictosexual-perspect…
アカデミック承認欲求モンスター、いいねじゃ意味がないんだ被引用をくれー — ゆう(wrmtrm)/『現代思想』メタバース特集寄稿 (@wrmtw) 2022年11月6日 ……それはさておき、拙論を参照してもらえるととても嬉しいので、見つけた範囲のものをリストにしました…
フィクトセクシュアルやフィクトロマンティック、あるいは架空のキャラクターとの性愛や恋愛について研究したいという方のために、いくつか文献を紹介したいと思います*1。ひとまずこの辺りの文献を読んでみて、そこで参照されている先行研究を芋づる式に辿…
『あの子もトランスジェンダーになった SNSで伝染する性転換ブームの悲劇』(原題: Irreversible Damage: The Transgender Craze Seducing Our Daughters)をめぐって、英語圏では保守派からのLGBT批判のなかでアニメも批判されている、というトピックが話題…
2023年8月23日に、台湾のイベントで講演をしました。フェミニズム・クィアの文脈でフィクトセクシュアルを主題にしたイベントは、おそらく世界初ではないかなと思います。 𝟠/𝟚𝟛 三/水/𝕎𝕖𝕕【從紙性戀思考性與性別的政治フィクトセクシュアルから考えるジェン…
Twitter: @wrmtw (https://twitter.com/wrmtw) 使用歴が一番長いです。 Facebook: https://www.facebook.com/y.wrmt あまり更新していませんが、たまに告知などをしています。 Mastodon: @wrmtw@mstdn.jp (https://mstdn.jp/@wrmtw) とりあえず作った①。あま…
学内の紀要に論文を寄稿しました。 フェミニズムやクィアの観点での対物性愛研究をいくつか紹介したうえで、私のこれまでの研究と関連づけながら、非対人性愛について議論する際の方向性を検討する論文です。 二次元キャラクターをめぐる議論のほか、ロボッ…
したがってここでの課題は、あらゆる新しい可能性を可能性として愛でることではなく、すでに文化の領域のなかに存在しているけれども、文化的に理解不能とか、存在不能とされていた可能性を、記述しなおしていくことである。(ジュディス・バトラー『ジェン…
「アニメーション的な誤配としての多重見当識」繁体中文訳 拙論「アニメーション的な誤配としての多重見当識:非対人性愛的な「二次元」へのセクシュアリティに関する理論的考察」の繁体中文訳*1が公開されました。下記のウェブページからご覧いただけます(…
はじめに 対人性愛中心主義とシスジェンダー中心主義は密接に結びついているのではないか。トランスフォビアと萌えフォビアは同じ構造に根差しているのではないか。すでに何度か論文やTwitterでこの話をしてきたが、ここですこし具体的に説明しておこうと思…
公式MVと楽曲の概要 本題に入る前に、この曲に関する背景情報を確認しておく。 この曲はTVアニメ『悪役令嬢なのでラスボスを飼ってみました』エンディング主題歌である。私自身は未視聴なのだが、おそらくタイトルどおりの内容を含んでいると思われる。 そう…
日本社会病理学会の学会誌『現代の社会病理』に去年掲載された論文が、J-STAGEでウェブ公開されました。「フィクトセクシュアル」に関するツイッターの投稿を分析した予備調査の論文です。 タイトル「日常生活の自明性によるクレイム申し立ての「予めの排除…
ジュディス・バトラーの『ジェンダー・トラブル』は、フェミニズムやクィア・スタディーズのみならず様々な領域に多大な影響を与えた重要な著作です。しかし内容も文章もかなり難解で、おそらく予備知識なしには読めないものだと思います。そのため本記事で…
Alan McKee, 2017, "The pornography consumer as Other." Clarissa Smith, Feona Attwood and Brian McNair eds., The Routledge Companion to Media, Sex and Sexuality. Research Gateで全文公開されている。 要約メモ 従来のポルノ消費者に関する研究は…
ミニコミ誌『マンガ論争』vol.23にて、「『現実性愛中心主義』とマンガ表現規制――いわゆる『二次元コンプレックス』の視点から」という論考を寄稿いたしました。 近年では、いわゆる「二次元のキャラクター」との結婚を表明する人々の語りが徐々に可視化され…
ジェンダーやセクシュアリティについての哲学的な議論では、フロイトやラカンなどの精神分析理論が繰り返し批判されてきた。なかでも有名な批判の1つが、ジュディス・バトラーの『ジェンダー・トラブル』だろう*1。 しかし、それにもかかわらず、精神分析理…
Julie D. Nelson, 2018, “Governing Bodies: The Affects and Rhetorics of North Carolina’s House Bill 2” Lei Zhang, Carlton Clark eds., Affect, Emotion, and Rhetorical Persuasion in Mass Communication, New York: Routledge, 106-114. 2016年2月…
※原作7巻(第39話)までのネタバレを含みます。 ※舞台版「やがて君になる」のネタバレはありません。 ※この記事は単体で完結していますが、前回の記事を先に読むとさらに理解が深まります。お時間があればこちらの記事もご覧ください。 ※2021年9月17日追記:…
セックスの哲学に関する論文集 The Philosophy of Sex: Contemporary Readings の収録論文リストです。文献探しにご活用ください。 ※以下のリストはAmazonの目次から作成した暫定版です(気が向いたら古い版もリスト化するかもしれません)。無料公開されて…
「恋愛」とは何か。 この問いには色々な答えがありうるし、上手く言えないという人もいるかもしれない。それでも多くの人にとって、「恋愛」という言葉が何を指し示しているのかは(たとえうまく言えないとしても)当たり前のように「わかる」ものなのだろう…
Rogue Archives: Digital Cultural Memory and Media FandomBy Abigail De KosnikChapter 3 Queer and Feminist Archival Cultures: The Politics of Preserving Fan Works アビゲイル・デ・コズニック『ならず者のアーカイブ――デジタル文化の記憶とメディア…
何気なく書いたツイートが思いのほか伸びた。 エロサイトの入口ページについてなんだけど、「あなたは18歳以上ですか? はい/いいえ」をクリックさせるより、「正しい性知識を選べ」という2択問題を2〜3問クリックさせる方が圧倒的に有益なのでは?? — ゆ…
Darren Langdridge (2016) "The time of the sadomasochist" in Introducing the New Sexuality Studies 3rd Edition (p.337-345) 精神医学による病理化と、それに対する抵抗 法的な闘争 メディアでの扱い サドマゾヒズムの語りの出現 安全、正気、そして…